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「カセットガスストーブ」(屋内用)の選び方!イワタニで比較・防災用にも◎

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この記事のまとめ

非常用にも使える暖房器具を備えたいと思っていろいろ調べるとカセットガスのみで使えるストーブがあることに気づいたのですが、アレ?屋内用と屋外用?となったので、違いを調べ、屋内で安心して使える製品を選ぶまでに私が徹底調査した内容をまとめています。

ここち
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私が選んだのは風暖Kazedan!

冬の非常時。災害で停電になって困る事といえば、暖房設備が使えないことですね!

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ホッカイロで暖はとれるといっても、身体全体を温めるには不十分。

普段のちょっとした追加暖房にも使えて、災害時にも使える追加の1台を検討するなら?
ライフインフラが切断されてしまった状態でも使えること、が必要条件になりますよね!

つまり、、、

電気、ガスが止まった状態で使える。できれば電池も使わずに使いたい。

この条件を満たす暖房器具、となるとカセットガスストーブ

なのですが、ちょっと検索してみると屋外用と屋内用あるけど何が違うの?室内で使う場合の安全基準があるの?わかりにくい。。。ということで、購入検討に必要な情報を調べまくったところ、イワタニ製品が3種類あることがわかったので、冬の防災用品に追加したい「カセットガスストーブ」(屋内用)の選び方を解説します!


屋内、屋外で何が違うの?

屋内用の厳選3機種は?

非常用にカセットガスストーブがおすすめな理由

災害用に比較 カセットガスストーブ 灯油ストーブ
燃料 カセットガス

購入も保管も交換も楽

ごみが出るのが難。

灯油

重くかさばるため、購入運搬に難。保管場所の確保が必要、ニオイも気になる。補充も手間。

移動 コンパクトで、1Fから2Fへの移動でも楽々。移動に伴う点火、消火も手軽。 重い・大きいため移動が大変。移動に伴う点火、消火も面倒。
電源 不要 不要(着火時電池必要)

災害に備える1台に電気、ガスを使用しない暖房器具、といえば、もう一つすぐ思い浮かぶのが灯油ストーブ。

追加で1台追加購入するならどっち?と、災害時に使用する視点で比較をした結果、

使わない時にコンパクトに収納出来て、燃料の購入、保管も楽!

燃費は灯油に負けますが、常時使用ということでなく、エアコンとの併用や一時的な使用、災害時に備える意味で購入するなら灯油ストーブよりもカセットガスストーブが有利という結論に!

○カセットガス豆知識○
装着時に確実に装着できないとガス漏れによる事故につながる危険があるので、十分注意しましょう。

カセットガスは、古いガス、変形やボンベ先端部分にサビが出ているもの 缶全体にサビが出ているものは使用しないことと

カセットガスの試用期限が約7年以内なので、心配な場合は缶底に印刷されている数字で製造日を確認しましょう。

気温が低くなると普通のカセットガスでは燃焼しにくくなってしまう時がありますので、低温でも使える性能のカセットガスを備えておくと、より7安心です!

【あす楽】イワタニ 【アウトドアや、低温時(寒冷地)でのご使用に!】カセットガス パワーゴールド3P CB-250-3PG

カセットガスストーブ屋内と屋外で何が違う?

まずこの違いをしっかり頭に入れておきましょう!

ガスと聞いたら一酸化炭素中毒が気になるし、もしかして何か基準があるのかな?と調べてみましたら。。。

なんと、やはり基準が存在します!

火を使うということで、安全装置についての法的規制があります!

安全にかかわることだからよく読んでね!

屋内用なら必ず必要な3つの安全装置

カセットガスストーブ「屋内用」に必須な安全装置

①転倒防止装置

②立ち消え安全装置

③不完全燃焼防止装置

屋内用には次の3つの装置をつけるという法的規制が!
①転倒防止装置

室内酸素濃度が低くなったとき、不完全燃焼をする前に、自動的にガスを遮断してストーブを消火!

②立ち消え安全装置

使用中に風などによって火が消えたときに、自動的にガスを遮断してストーブからガスが漏れ出ることを防ぐ!

③不完全燃焼防止装置

ストーブが倒れたり、強い衝撃が加わったときに、自動的にガスを遮断してストーブを消火!

この3つの安全装置のあるなしを確認。特に③不完全燃焼防止装置があるかないかが屋内用、屋外用の見極めポイントなので、購入の際には必ず確認しましょう!

製品安全規制の改正事項(経産省)製品安全規制の改正事項7ページ

ガス機器としては屋外と屋内を問わずの重大な注意事項もありますので使用時には注意が必要。

なお、テントのような狭い密閉された空間で、燃焼器具を使用されますと、酸欠や一酸化炭素中毒で死亡など重大事故となるおそれがありますので、絶対におやめください。(屋内用・屋外用を問わずご使用できません)

引用:岩谷産業株式会社お客さまサポート(よくあるご質問/カセットガス暖房機シリーズ)

ガス器具を室内利用するなら知っておきたい一酸化炭素中毒

気になる一酸化炭素中毒の症状

・軽度の中毒では、頭痛、吐き気、嘔吐、体調不良などの症状が起こり、風邪の症状と間違えることがあります。
・中度から重度の中毒では、錯乱、意識消失、胸痛、息切れ、昏睡などの症状が起こり、自力で動くことができなくなり、しばしば死に至ることがあります。

引用元:独立行政法人製品評価技術基盤機構
製品安全教育DVDハンドブック(燃焼器具の事故)

▼私が使っているチェッカー▼(→テストの様子はインスタのリール動画で見てね)

適度に換気を行うなど、事故を未然に防ぐためには空気循環に気を付けることと、使用中、上記のような症状、異常を感じた場合はすぐに使用を中止、適切に対応、処置するよう日頃からの心がけが大切です。

特に睡眠中は異変に気づけない可能性が高いので、キャンプなどで使用する際も、就寝時には必ず使用を中止するよう、寝る前に消し忘れることの無いよう徹底を!

カセットガスストーブ(屋内用)選びの最重要ポイント

なんといっても安全第一。

ガス機器なだけに、取り扱いの注意点が多いので、安全に使えることが一番重要なポイントになってきます。

使用中の一酸化炭素中毒防止のための換気のほか、カセットガスの取り扱いにも十分注意が必要

やはり安心、安全に使えるかどうかが一番気になります。

屋内用なら必ず必要な3つの安全装置を備える基準を満たしていることはもちろん、プラスαの安心につながる安全装置としてあと二つ、安全装置があるので紹介しておきますね。

④圧力感知安全装置

カセットガスが過熱され容器内の圧力が異常上昇したときに、自動的にカセットガスが外れ、ガスの流れが止まり、ストーブを消火する機能

⑤温度過昇防止装置

点火しているにもかかわらずファンが回らないときに本体(特に上部)が熱くなり続けることを防止するため自動的にガスを遮断して消火する機能(ファン付の場合にあると安心な安全装置)
※ファン式の場合なので、今回紹介する商品のなかで該当するのは風暖kazedanになります。

なるほど…

燃焼器具だからこそ安心して安全に使用できる製品を選ぼうとすると、やはりしっかりしたメーカーの製品にたどり着きます。

ここまでで紹介した安全装置すべてを備えたファン付きの機種もありますので、より安全に使いたい方は要チェックです!

安全装置全部盛りのオススメ(ファンヒーター)

「①転倒時消火装置」「②立消え安全装置」「③不完全燃焼防止装置」「④圧力感知安全装置」「⑤温度過昇防止安全装置」全部を備えた『風暖』(ファンヒータータイプ)

屋内用カセットガスストーブ厳選 比較3機種

基準を満たし、かつサポートがしっかりしているイワタニ製品ラインナップを比較しました!

価格だけで比較した場合、より低価格な他メーカーの商品もあります。

でも、室内利用ということで安全面を最大限に考慮したい場合。安心・安全の付加価値を求めるとどうしてもコストはあがってしまいますが、安全には変えられないという結論に。

さらに今回比較した製品のメーカーでは、有償ですが、点検を受けることができます。

カセットガス暖房機は安心してお使いいただくために、定期的(3年に一度程度)に点検整備を受けられることをおすすめします。(有償)

引用元:イワタニ お客様サポート 製品に関する重要なお知らせ

※比較する3機種は屋内用に必ず必要な3つの安全装置+圧力感知安全装置を備えています。

『マイ暖』

一番小さい『マイ暖』は重さが2.6キロとペットボトルより少し重い程度。これ1台で部屋の隅々まで温まる性能とはいえませんがコンパクトで機動性抜群。



『デカ暖』

中間の『デカ暖』は重さや燃費的には『マイ暖』の倍程度にはなってしまうのですが、[熱溜め燃焼筒](特許登録済み)の構造で石油ストーブ並みの暖かさ。



『風暖』

一番大きな『風暖』は他の2機種と違いファンを使って暖めるの設計。この風のパワーがすごい!あったかいんです。ファンで暖気を拡散できるため、コンクリート住宅なら7畳まで暖められます。その分カセットボンベの減りは早いですが、安全面でも3機種の中では最高峰。そしてなにより安全性が高く小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使える点もおすすめ!

朝のお着換えの時すぐあったまるよ

カセットガスストーブ(屋内用) 3機種 比較表

カセットガスストーブ比較 型番 メーカー希望小売価格: 本体サイズ 幅×奥行×高さ mm 重量(カセットガス含まず) 暖房のめやす
(温暖地を基準として)
ガス消費量※1 連続燃焼時間※2 不完全燃焼防止装置 立消え安全装置 転倒時消火装置 圧力感知安全装置 温度過昇防止安全装置 生産国 特許技術
ポータブルタイプ
『マイ暖』
CB-STV-MYD2 実売9800円くらいから 312×222×290 約2.6kg 木造戸建住宅:3畳まで コンクリ―ト集合住宅:4畳まで 約76g/h(弱運転時約64g/h) 約3時間20分(弱運転時約3時間55分) × ベトナム ×
ハイパワータイプ
デカ暖
CB-STV-DKD2  

実売14000円くらいから

349×280×408 約4.1kg 木造戸建住宅:4畳まで コンクリ―ト集合住宅:5畳まで 約98g/h 約2時間30分 × ベトナム [熱溜め燃焼筒](特許登録済み)の構造
ファンヒータータイプ
『風暖』KAZEDAN
CB-GFH-x

(後継機CB-GFH-5)

 

(実売約3万くらい~)

319×260×438

(全く同じ)

約4.7kg

(全く同じ)

木造戸建住宅:5畳まで コンクリ―ト集合住宅:7畳まで 約145g/h 約1時間43分

(ほぼ同じ)

日本 ”熱電発電素子”を使ってカセットガスの燃焼熱を電気に変えてファンを回します。

※1 気温20~25℃のとき、30分間のガス消費量を1時間に換算したもの

※2 気温20~25℃のとき、連続燃焼にてカセットガス1本を使い切るまでの実測値


検索でヒットする上記以外の商品は生産終了品の可能性もあります。気になる場合は確認を。
イワタニカセットガス暖房機シリーズ生産終了商品
CB-GFH-1,CB-CGS-HPR,CB-CGS-PTB,CB-ODH-1-GR/OR,CB-FH-1,CB-STV-3,CB-STV-2,CB-STV-1,CB-STV-HPR2,CB-STV-HPR,CB-STV-EX2,CB-STV-EX

安心して使える室内用カセットガスストーブの選び方まとめ

ここち
ここち
安心・安全に配慮した設計、サポートがある製品に厳選しよう!

カセットガスストーブ「屋内用」に必須な3つの安全装置

①転倒防止装置

②立ち消え安全装置

③不完全燃焼防止装置

あると安心な安全装置

④圧力感知安全装置
⑤温度過昇防止装置

しっかり安心な点検整備サポート

安全安心と、長期使うためのメンテナンスを考えるなら点検を受けられることもポイントです。

広い室内を1台で暖める目的や部屋を限定して据え置き利用するのではなく、移動しながら使える追加の1台、しかも非常用、災害時に備えることができる防災用品として賢く選びましょう!

安全第一に、使い方、使う場所に併せて最適な一台を納得して手に入れてください!

<コンパクトな1台を選ぶなら>


 

<石油ストーブ並みの暖かさの1台を選ぶなら>


 

<ファン式、広めに温められる安全装置全部盛りの1台を選ぶなら>

 

私は風暖を愛用中です♪

ここち
ここち
災害時の強い味方、非常用に最適なカセットガスストーブ(屋内用)の選び方でした!
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